スキンケアの基礎知識

スキンケア、毎日行っていると思います。ですが、今行っているスキンケアに効果を感じていますか?もし、間違った方法で行なってしまうと、肌トラブルにつながってしまいます。今のスキンケアに少しでも疑問を感じているなら、一度基礎知識から見直してみましょう。

スキンケアの正しい順番

f:id:kaigohelp:20170604112238j:plain

 

スキンケアと一言に言っても、

正しい順番で行わなければ効果は得られません。

 

そこで、スキンケアの正しい順番を

見直してみましょう。

 

正しい順番は次のようになります。

 

1.クレンジング

2.洗顔

3.化粧水

4.美容液

5.乳液・クリーム

6.UVケア

 

まず、クレンジングでメイクアップ料を落とします。

メイクアップ料は、界面活性剤と油分で出来ているので

油性の成分をきれいに落とします。

 

次に洗顔です。

洗顔料を泡立て、肌に残った汚れをしっかり落とします。

クレンジングと洗顔で、肌表面の汚れや不純物を

しっかり取り除くことが大切です。

 

化粧水では、肌を整えます。

美容液を使うための下地を整えると思っておいても良いでしょう。

 

美容液では保湿成分、美白成分、アンチエイジング成分を補い、

肌が本来持つ力を底上げします。

 

乳液やクリームでは油分を補います。

油分で肌を滑らかに仕上げます。

 

UVケアでは、シミ・シワの原因となる紫外線対策を行います。 

なお、紫外線の影響は強く、

曇っていても日陰でも

服を来ていても窓越しでも

短時間の外出でも日焼けの原因になってしまいます。

美肌を目指すのであれば、UVケアもしっかり行いましょう。

 

これらのケアを行ない、肌を整えた後に

メイクを行います。

 

もし、正しい順番でスキンケアが出来ていなければ、

このステップをこなすだけでメイクのノリも変わってくるはずです。

 

正しいスキンケアで、

綺麗な肌を保ちましょう♪

 

 

肌の仕組み(ターンオーバー)

肌の細胞は、定期的に生まれ変わります。

 

怪我や火傷をしても、きれいな肌に治るのは、

 肌の細胞が生まれ変わるからです。

 

そして、定期的に肌の細胞が生まれ変わることを

「ターンオーバー」と言います。

 

 

ところで、ターンオーバーの仕組み、

知ってますか?

 

名前は聞いたことが有るけど

詳しくは分からない人も多いのではないでしょうか?

 

 

今回は、ターンオーバーの仕組みについて

確認しておきましょう。

 

 

ターンオーバーとは、

肌の細胞が新しく生まれ変わることです。

 

肌の細胞が生まれ変わるということは、

肌の表面(表皮)が生まれ変わる事です。

 

表皮の構造はこのようになっています。

  

f:id:kaigohelp:20170603123734p:plain

 

ターンオーバーの仕組みは、

 

まず、基底層で「表皮細胞」が作られます。

 

その表皮細胞が、有棘層、顆粒層、角質層と押し上げられていきます。

 

表皮細胞が角質層まで上がってくると、角質細胞となり、

最後は垢となって剥がれていきます。

 

 

この一連の流れがターンオーバーです。

 

表皮細胞が垢となって剥がれていくまで

正常な肌では約28日程度かかります。

 

正常でない肌(病気や体調不良)では、

28日より早くなったり、遅くなったりしてしまいます。

 

また、ターンオーバーのサイクルは、

年齢とともに長くなってしまいます。

40代では40日。

傷の治りが年齢とともに遅くなってしまうのは、

ターンオーバーのサイクルが伸びてしまうからですね。

 

 

 

理想的なサイクルが28日程度。

サイクルが早くても遅くても、

きめ細かい美しい肌にはなりません。

 

 

健康的な肌を保つためには、

適切な睡眠時間をとり、

栄養をしっかり取って

健康的な体の状態を保つことが大切です。

 

 

 

肌の仕組み(キメの細かい肌)

キメの細かい肌、

 

憧れますよね~(^^)

 

 

ところで、キメの細かい肌って

どんな状態の肌の事なのか、知ってますか?

 

 

毛穴が目立たなく・・・

お化粧ののりが良い状態?

 

 

という感覚的なイメージではありませんか?

 

 

キメが細かい肌を目指すなら、

キメが細かい肌がどんな状態なのか

確認しておきましょう。

 

 

まずは、肌の表面のイラストを御覧ください。

 

f:id:kaigohelp:20170603123252p:plain

 

肌の表面には、「皮溝」と呼ばれる溝と、

皮溝に囲まれて盛り上がっている部分の「皮丘」があります。

 

また、皮溝が交差した部分には、所々に毛穴があり、

皮丘には汗を出す汗孔があります。

 

 

 

自分の手の甲を見てみると、

この構造が肉眼で確認できると思います。

ちょっと見てみてくださいね。

汗孔は見えませんが・・・(^_^;)

 

 

 

皮丘の形は四角形や三角形になっています。

この皮丘が規則正しく並んでいる

「肌が整っている」

という状態になります。

 

 

さらに、皮溝が深く、細かくなる

肌の表面に凹凸が少なくなり

毛穴も目立たなくなります。

この状態が

「キメが細かい肌」

となります。

 

 

では、皮溝が深く、細かくなり

皮丘が規則正しく並んでいる状態にするには

どうすればよいでしょう?

 

 

 

それは、

 

化粧品ですぐに状態を良くする

と言ったことは出来ません。

 

肌本来の状態なので、

 体の健康状態を良くして、

ターンオーバーサイクルを改善するようにしていきましょう。

 

 

 

肌の仕組み(表皮と真皮)

効果的なスキンケアを行うためには、

肌の仕組みを知るのが近道です。

 

そこで、肌の仕組みについて少し確認していきましょう。

 

肌は、人間の皮膚の事を指してますよね?

(細かく言うと、肌と皮膚の意味合いは異なってきますが、

 その違いはスキンケアでは重要ではないので割愛しますね)

 

 

では、皮膚の構造、知ってますか?

 

「皮膚」と一言で言っても、実際は以下のように

皮膚の外側の「表皮」と、表皮の内側にある「真皮」に分かれています。

 

f:id:kaigohelp:20170603123734p:plain

 

 

そして、表皮の外側から内側に向かって、

角質層(十数層)

顆粒層(2~3層)

有棘層(5~6層)

基底層(1層)

という具合に幾つもの層に分かれています。

 

この何層にも別れている表皮には、

外からの刺激を守る機能と

内側の水分の蒸発を防ぐ(乾燥を防ぐ)といった

バリア機能を果たす役割があります。

 

 

次に、真皮についてです。

真皮には、肌の弾力はハリを保つ役割があります。

 

真皮にはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった

水分を保つ成分が多く含まれています。

そして、水分を保つことが肌の弾力やハリを保つことに繋がり、

そのことが健康な肌状態を整えることに繋がります。

 

 

このように、表皮と真皮にはそれぞれに重要な役割があります。

 

そのため、スキンケアを行う際も、

表皮に効果がある事をしているのか、

真皮に効果がある事をしているのか

しっかり意識して行うと効果が得やすいと思います。

 

 

 

スキンケアとは

スキンケア、してますか?

 

スキンケアは

 

スキン(skin)=肌

ケア(care)=手入れ、メンテナンス

 

の2つの言葉が合わさったものです。

 

つまり、

 

スキンケア=肌のお手入れ

 

というわけですね。

 

 

大きなくくりで言えば、

洗顔するだけでスキンケアをしている事になります。

 

 

では、あなたのスキンケアの目的は何でしょう?

 

 

綺麗な肌になりたい。

若々しい肌を保ちたい。

ハリのあるみずみずしい肌になりたい。

 

 

こういった、美肌目的でスキンケアをしているのではないでしょうか?

 

 

では、あなたは

 

美容に効果的なスキンケア

 

が出来ていますか?

 

 

この質問に、「はい」と即答できる人は少ないのではないでしょうか?

 

この方法だと効果があると「思う」から、

ずっと続けてるんだけど・・・

 

と、思い込みでスキンケアを行なっていませんか? 

 

 

効果があると謳っている化粧品を使い続けているけど、

なかなか肌に効果が現れない・・・。

 

 

と、化粧品の謳い文句に踊らされていませんか?

 

 

 

肌に効果的なスキンケアをするには、

肌の仕組みを知った上で

効果的な成分や方法を行うのが一番の近道です。

 

 

 このブログでは、美肌に効果のあるスキンケアの方法を

紹介したいと思います。

 

 

あなたの肌が、キレイに輝くことを応援します!