肌の仕組み(表皮と真皮)
効果的なスキンケアを行うためには、
肌の仕組みを知るのが近道です。
そこで、肌の仕組みについて少し確認していきましょう。
肌は、人間の皮膚の事を指してますよね?
(細かく言うと、肌と皮膚の意味合いは異なってきますが、
その違いはスキンケアでは重要ではないので割愛しますね)
では、皮膚の構造、知ってますか?
「皮膚」と一言で言っても、実際は以下のように
皮膚の外側の「表皮」と、表皮の内側にある「真皮」に分かれています。
そして、表皮の外側から内側に向かって、
角質層(十数層)
顆粒層(2~3層)
有棘層(5~6層)
基底層(1層)
という具合に幾つもの層に分かれています。
この何層にも別れている表皮には、
外からの刺激を守る機能と
内側の水分の蒸発を防ぐ(乾燥を防ぐ)といった
バリア機能を果たす役割があります。
次に、真皮についてです。
真皮には、肌の弾力はハリを保つ役割があります。
真皮にはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった
水分を保つ成分が多く含まれています。
そして、水分を保つことが肌の弾力やハリを保つことに繋がり、
そのことが健康な肌状態を整えることに繋がります。
このように、表皮と真皮にはそれぞれに重要な役割があります。
そのため、スキンケアを行う際も、
表皮に効果がある事をしているのか、
真皮に効果がある事をしているのか
しっかり意識して行うと効果が得やすいと思います。